2010年05月07日

海を見れば海でいいが、山を見れば山でいい。

これは有島武郎の『生まれいずる悩み』の中に出てくる一節です。

『生まれいずる悩み』は北海道のある画家(木田金次郎)がモデルの小説なのですが、その画家の言葉として書かれています。

これは単純にその画家の住んでいるところ(北海道の岩内)が、海だろうと山だろうと絵を描く素材が豊富にあるという、ただそれだけの意味なのかもしれません。

しかし、私はこんな風な意味にとっています。

海を見れば海の絵を描く、山を見れば山の絵を描く。何を描くのかが大切なのではなくて、描くという行為そのものに意味があるんだ。

つまり、
どういう風に生きるのかが大切なのではなくて、生きているというそのこと自体に意味があるんだ
と。
 
posted by ふぁいなる at 00:34| Comment(0) | 私の好きな言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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